『「書くこと」の哲学 ことばの再履修 (講談社現代新書 2777)』
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(著) 佐々木敦
出版社 :講談社(2025/6/19) ISBN:4065401348
読み終えると、なぜか「書ける自分」に変わっている!
37年間、書くことで生きてきた著者が明かす、技術よりも大事な思考と実践。
書くことは考えることーーあなたはなぜ「書けない」のか?
千葉雅也氏、推薦!
「より自由に書くための基礎理論がここにある。
僕も何度も読み返すことになるだろう。
何かを書こうとするすべての人にお薦めする」
<本書の内容>
第一部 「書けなさ」から脱出するためのマインドセット/マインドハック
第一講 日本語を「外国語」として学びなおすこと
第二講 「ことばにできないもの」はどこにあるのか?
第三講 書いてはならない?
第四講 上手な文章、下手な文章
第五講 ことばの多様性
第六講 ロジックとレトリック
第七講 話し言葉と書き言葉
第八講 反射神経について
第九講 スローライティング
第十講 ことばと思考
第二部 書き終えるまで
第十一講 書き始めるまえに
第十二講 書き始めるために
第十三講 書き進めるために
第十四講 書き続けるために
第十五講 書き終えるために
第十六講 書き終えたあとに
補講一 人称について
補講二 外国語について
「書くこと」の倫理について──あとがきを兼ねた補講三
「自分が自分だからこそ書けることば」
AIがAIだからこそ書ける言葉はあるか
2025/6/22
第一講 日本語を「外国語」として学びなおすこと
道具でもあり、道具以上の存在でもあることば。自分が自分だからこそ書けることば。書かれる必然性のあることばを紡ぐこと。ここは昨今の生成AIをめぐる話題への懸念もかいま見える。
では、どうするか。まず、日本語を外国語のように捉えてみる。自明の文法や慣習の外に出る。文学の仕事。
新たな発見。学び続けている人はその点が共通しているのではないか。
第二講 「ことばにできないもの」はどこにあるのか?
文章はどこで書かれているのか、という疑問と通じる
ことば未満と、ことばの芽
二つの往還
「ことばにならない」「ことばにできない」を必ずしもマイナス要因だと捉えない
「語りえぬもの」について
"表現の次元を限りなくゼロに近づけることがよしとされるような場合(魅力や面白みが不要な場合)を除けば、やり方次第で冗長性やノイズは自分の文章の武器になりえるし、それは必ずしも文学や文芸といったジャンルに限ったことではありません"
『三月の5日間』という作品の脚本。
岡田利規
書いてしまったことにあまりこだわらず、しかし同時に、書けてしまったことを大事にする"
2025/8/27 読書メモづくり
#書籍名